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たとえばこんなカインとセツ

2010年05月06日 18:58

既に続き妄想になっていません(笑)
なんとなく浮かんだ妄想を垂れ流してみました。いつもの事ですが(汗
タイトルにリレーの余韻が。




彼女が一番うるさくなるのは食事時。
撮影の合間の休憩時間、その辺にあったソファに深く座ったままの俺の腕をとり、立つ様に促す。

「ホラ、兄さん!!お昼ご飯食べるのっ!さっさと移動!」
「んー…メンドクサイ……」
「えええ!メンドクサイってなに!食事は大事ですっ!」
「んー…」

何を言われても動かない俺に痺れを切らしたのか、彼女は急に俺から離れ、どこかへ行ってしまった。

「…………」

一人だと……寂しいな……

重い腰を上げ、立ち上がった瞬間、彼女が戻ってくるのが見えた。
その姿を認めると、俺は再びソファに身を沈める。
彼女の手にはどこかで買って来たと思われるサンドイッチと紙パック入りの野菜ジュースがあった。

「あーもうっ、出遅れたからこれしか買えなかったじゃないっ!とりあえず食べること!」

俺の隣に座った彼女はサンドイッチの包装をバリバリと剥がし、中身を一切れ取り出して俺の目の前に突き出す。
俺は無言で顔を突き出し、それに直接、口で食いついた。

「にゃ!」

驚いたらしい彼女の手が引っ込まないように掴み、そのまま食べる。
真っ赤になって固まっている顔を見て……かわいいなと思う。

彼女の指先にほんの少しついたパンくずをペロリと舐めると、顔だけじゃなく耳から首まで真っ赤になっていた。

「にっ、にっ、にっ」

動揺している彼女は気にしない方向で、じっと…物欲しげに…もう片方の手にあった野菜ジュースを見つめた。
そんな俺の無言の圧力に負け、彼女はジュースの裏にくっついていたストローに手をかけた。

「ま、ま、まったくもう!どうしてこう飲食をメンドクサがるのかしらね!」

動揺を隠すようにプリプリと怒りながら、彼女はストローを刺す。
そして今度はさっきよりもかなり距離を離して…俺の前方に突き出した。
俺は無言でそれを見つめ続けたが、近づいてくる気配がないので…徐に彼女のその手を掴み強引に自分の口元まで引き寄せる。

「………っ」

彼女の手の中のジュースを黙ってストローで吸う。
そして、既にスタンバイされていた次のサンドイッチを持った彼女の手も掴んでおく。

こうして彼女の手越しに食事を進める俺。
傍から見たら俺達はどんな風に映っているのかな…などとぼんやり考えたが、もうどうでもいいやと思い、最後にまた彼女の指先を一舐めした。




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